こんなに違う!ドッグフードとキャットフードの違いを紹介
※本ページはプロモーションが含まれています。
ドッグフードとキャットフードって同じなの?
どちらもドライタイプやウェットタイプなど、見た目は同じように見えますが、実は中身に大きな違いがあります。
ここでは具体的にどんな違いがあるのか、あるいは犬にキャットフード、猫にドッグフードを食べさせても良いのかといった疑問にお答えします。
キャットフードを犬にドッグフードを猫に与えても良いの?
必ず犬にはドッグフードを与えて、猫にはキャットフードを与えるようにしましょう。
犬と猫では、必要な栄養成分や栄養量が異なりますので、合わない食事を続けると、栄養的な問題が起こってしまうリスクが高まります。
栄養の問題は、食べてすぐ起こるのではなく、早くて数週間、遅いと何年か経ってから、初めて症状に表れるものもあります。
その時に気づいたのでは手遅れですので、普段からしっかりと犬と猫、それぞれの栄養バランスが考えられたフードを与えるようにしましょう。
mop
例えば、チルド型ミートフードのブッチのブルーレーベルは犬猫兼用で使えるペットフードです。
ブッチは犬用にブラックレーベル、ホワイトレーベル、ブルーレーベルと用意されており、猫用にはジンジャー・トム<ブルー>とジンジャー・トム<グリーン>、ブルーレーベルが用意されており、ブルーレーベルは共用で使用できます。
ブッチにご興味がある方は当サイトが調査したブッチペットフードのページを参照ください。
ドッグフードとキャットフードは何が違うの?
ドッグフードとキャットフードの原材料の違い
犬と猫では食性に大きな違いがあります。犬は肉食に近いとはいえ、雑食に分類される動物ですが、猫は完全な肉食動物です。
そのため、ドッグフードよりもキャットフードの方がより多くの動物性タンパク質(肉や魚)を必要とします。
さらには、猫の舌は甘味を感じる機能が弱く、またデンプンを分解するアミラーゼという酵素の力が弱いため、あまり炭水化物の消化が得意ではありません。
そのため原材料でも、犬よりも炭水化物の使用量は少なくなっています。
ドッグフードとキャットフードに配合されている成分の違い
犬と猫では体に必要な栄養成分やそれらのバランスが全く異なります。
タンパク質
タンパク質は肉食動物である猫の方が犬よりも多く必要です。
アミノ酸
猫はタウリンやアルギニンといったアミノ酸が不足しやすいため、キャットフードにはアミノ酸がより多く含まれます。
必須脂肪酸
犬はリノール酸という必須脂肪酸があればアラキドン酸を自分自身で作ることができますが、猫は自分自身ではアラキドン酸を作ることができないため、キャットフードには必ず含まれる脂肪酸です。
ビタミン
猫はビタミンAを自分自身で作ることができないため、キャットフードには必須の栄養素になります。さらにはビタミンDやナイアシンも食事から摂取する必要があります。
ドッグフードとキャットフードの価格の違い
キャットフードの方がドッグフードよりも多くの肉や魚などの動物性タンパク質が必要です。また、一般的に植物性の原材料よりも、肉など動物性の原材料の方が、コストがより多くかかります。
そのためドッグフードよりもキャットフードの方が割高になります。
もちろん肉類など原材料の品質を落としたり、よりたくさんの植物性の原材料を使用して、コストを抑えたキャットフードもありますが、似たクオリティのドッグフードよりは価格は高くなります。
また、コストの問題だけでなく、ドッグフードよりもキャットフードの方が市場が狭く、大量生産によるコスト削減が難しく、それもキャットフードの方が高くなっている要因と思われます。
ドッグフードとキャットフードの違いのまとめ
・キャットフードの方が多くの動物性タンパク質が多い傾向がある
・キャットフードの方が炭水化物の使用量は少ない傾向がある
・ドッグフードとキャットフードでは成分も異なる
・ドッグフードよりキャットフードの方が価格が高い傾向がある
猫はもともと肉食動物で、犬は肉食に近いとはいえ雑食動物に分類されます。そして、その差がタンパク質、アミノ酸、脂肪酸やビタミンなど、必要な食べ物の栄養成分やそれらのバランスにも影響します。
結論
犬や猫の健康を守るためにも、犬にはドッグフードを、猫にはキャットフードを必ず与えるようにしましょう。ただし、共用で使える一部のペットフードは犬と猫に与えても問題ありません。