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愛犬のダイエット方法!愛犬の肥満や太り気味に悩む方へ

※本ページはプロモーションが含まれています。

「うちの子、気が付いたら太っちゃってた・・・どのようにダイエットしたらいいの??」

あやちゃん
ペットショップのお客さんでも愛犬の肥満に悩む人が肥満用のドッグフードを探していることが多いのですが、そもそもドッグフードを変えるだけでダイエットできるのでしょうか?
運営者
mop
肥満用のドッグフードを使えば肥満の対策は出来ますが、犬のダイエットにはドッグフードだけじゃなくいくつかの
気を付けることがあるんです。

こんにちは運営者のMOPです。

愛犬の悩みの一つである犬の肥満について獣医師の犬丸さんに情報提供頂きました。

「それでは犬丸先生よろしくお願いします。」

現在の医療、獣医療ともに、肥満のメカニズムがより深く研究され、様々な病気のリスクになることがわかってきました。

特に人間では、肥満が、ガンや高血圧、糖尿病といったメタボリックシンドロームに関連することがわかっており、もはや肥満も『肥満症』という歴とした病気として扱われるようになっています。

犬でも、肥満が心臓病、関節炎、皮膚病のリスクになることが知られていますし、ある調査では13歳以上の犬の中に肥満の動物がいなかった、すなわち肥満の犬は13歳以上生きられないだろうという報告もあります。

もし、あなたの大切なパートナーが、体型に問題がありそうなら、早い段階で対策をとってあげましょう。

獣医師
犬丸先生
このページでは愛犬の原因や肥満を解消するための方法を紹介していきます。

まずは愛犬にダイエットが必要かを知ろう

あやちゃん
ダイエットが必要な程度の肥満なのか判断はどのようにすればいいですか?

肥満というと、体重オーバー、ムッチリとした体型など、イメージは誰でも簡単にできると思います。

しかし、具体的にどこまでが健康で、どこからが肥満なのかという点については、なかなか答えられない方が多いように思います。

実際に動物病院でも「うちの子のちょうど良い体重は何kgですか?」と聞かれることが多いです。

しかし動物病院では、体重よりも体型で肥満をチェックすることがほとんどです。

同じ体重でも、筋肉や脂肪のバランスが良ければ健康と判断できますが、脂肪ばかりで筋肉が全然ない場合は、栄養学的に問題あり、となるため一概に体重だけで判断するのは危険なのです。

もちろん、おおよその体型を維持できていれば、体重も合わせて確認することは非常に大切なことですので、肥満のチェックは、体型と体重、両方合わせて評価することが重要です。

BCSを使って体型のチェックする方法

あやちゃん
では、具体的にどのように体型をチェックするのでしょうか?

犬の体型チェックには『ボディコンディションスコア(Body Condition Score : BCS)』が用いられます。

BCSには1〜9までの9段階があり、1が「痩せすぎ」、9が「太りすぎ」、4~5が「適正」となります。

BCSでの評価は、主に3つのポイントがあります。

BCSチェックポイント1:背骨とその周辺の肉付き

まず1つ目は背骨とその周辺の肉付きをチェックします。

背骨の周辺には、背骨に沿って筋肉がついているのですが、その筋肉が背骨のてっぺんの出っぱり(棘突起と言います)と同じ高さ、あるいは背骨の出っぱりが凹んでいる(=お肉が盛り上がっている)ような場合は、『肥満』と判断します。

逆に背骨に沿った筋肉が少なく、背骨の出っぱりが目立つ場合は『痩せている』と判断します。

BCSチェックポイント2:鎖骨

2つ目のチェックポイントは、肋骨です。

肋骨に軽く触れ、そのときに肋骨の凸凹を感じることができるかどうかで判断します。肥満の場合は、肋骨に軽く触れるだけでは、凹凸を感じることができません。

一方で痩せている場合は、軽く触れるだけで肋骨の凹凸を感じますし、また外見上も肋骨が明らかに浮いて見えます(毛が長い犬では分かりづらいですが)。

BCSチェックポイント3:腰のくびれ

最後のチェックポイントは、腰のくびれです。

犬を上から見ていただき、くびれがはっきり分かれば良いのですが、見た目にくびれがわかりづらい、あるいは触れてもくびれがなく、寸胴とした体型の場合は、肥満となります。

BCSの注意点

このように、BCSを用いることで、体重だけでなく、よりしっかりとした肥満の評価ができるようになります。

ただし、BCSの評価は、体重のように明確な数値ではなく、主観的な評価のためチェックする人ごとに誤差が出やすくなります。

可能であれば、一度動物病院でBCSを評価してもらい、それを基準に自宅でもチェックするようにすると良いでしょう。

子犬の肥満判定は難しい

子犬はお腹がぽっこりとした体型のため、成犬とは評価ポイントが異なります。

子犬の場合は、体重を基準にしても良いでしょう。ただし適正な体重かどうかは、子犬の場合は、動物病院でチェックするようにしてください

子犬の時期の肥満は、非常に痩せづらくいので、なるべく太らせないようにすることが重要です。

一方で無理にダイエットさせようとすると、子犬に必要な栄養成分が足りなくなり、発育不良となることがありますので、無理なダイエットはしないようにしてください。

犬が肥満になる原因

あやちゃん
どんなことが原因で愛犬が太ってしまうのですか?

犬が太ってしまう理由には複数の原因がありますが、今回は、その中でも以下の4つをピックアップして解説します。

犬が太る原因1:カロリー過剰摂取
犬が太る原因2:カロリー消費不足
犬が太る原因3:太りやすいドッグフード
犬が太る原因4:加齢や病気

それぞれについて詳しく紹介します。

犬が太る原因1:カロリー過剰摂取

ドッグフードから摂取されるカロリーは、通常は日常生活の活動のエネルギーになりますが、カロリーが必要以上に摂取された場合は、脂肪として体に蓄積されます。

つまり、過剰なカロリー摂取が脂肪を増やし、肥満の原因となるのです。そのため、肥満にならないようにするためには、ドッグフードを食べる量をきちんと調節してあげることが重要になります。

しかし、ドッグフードの量で注意しなければならない点があります。

「ドッグフードのパッケージに記載されている給与量はあくまで“目安”」

それはドッグフードのパッケージに記載されている給与量はあくまで“目安”だということです。

よく肥満になってしまった犬の飼い主の方に、ドッグフードの給与量を尋ねると、「ドッグフードのラベルに書かれている量をきちんと守っています」とお答えされるケースが多々あります。

しかし、同じ給与量を与えていても、太ってしまう犬もいますし、逆に痩せてしまう犬もいます。

つまり重要なのはパッケージの給与量を守ることではなく、犬の体型や体重の変化に合わせて、給与量を調節してあげることなのです。

「おやつやトッピングでカロリーオーバーということもある」

また、おやつを与えている場合では、そのおやつのカロリーが肥満の原因になります。

たとえドッグフードを適正な量で与えていても、おやつの分がカロリーオーバーになってしまいます。

同様にドッグフードにトッピングをしていたり、歯磨きガムなどお手入れ食品などを与えている場合でも、それらのカロリーが過剰になることがありますので、注意が必要です。

犬が太る原因2:カロリー消費不足

カロリーは摂取するだけではなく、消費する点にも注意が必要です。

いくら体に入ってくるカロリーを制限していても、体から出ていくカロリーが少なければ太りやすくなります。

カロリーの消費は、

・生命活動を維持に必要なカロリー消費の基礎代謝
・運動などで消費されるカロリー

に分けられます。

ダイエットのカロリー調整では、基礎代謝については、調節することが難しいため、主に運動によるカロリー消費を考えることになります。

犬の運動は、競技会やアジリティートレーニングなど、特殊な運動をしていない限り、そのほとんどが室内での運動とお散歩がメインになります。

とはいえ、室内で長時間しっかりと運動できるケースはあまりありませんので、現実的にはお散歩による運動が重要です。

犬が太る原因3:太りやすいドッグフード

ドッグフードには、様々な種類があり、子犬用や成犬用、シニア用といったライフステージ別のものや、アレルギーやお腹の弱い犬用など、体調に合わせたものなどがあります。

以下のようなドッグフードと使い方は太りやすい傾向があります。

・カロリーが高いドッグフードを規定よりも多く与える
・消化性が高いドッグフードを規定よりも多く与える
・子犬用のドッグフードを使い続ける
・病気からの回復用のドッグフードを使い続ける

子犬用や病気から回復するためのドッグフードは一般的に高カロリーに設計されますので、大抵の犬では太りやすくなります。

アレルギー用のフードや、お腹が弱い犬用のフードについては、一見するとカロリーはあまり高くないのですが、消化性が高いため、同じ量を食べていても、消化吸収が良いためやはり太りやすくなるので注意が必要です。

ドッグフード毎に給餌量が違う理由はこちら参照ください。

犬が太る原因4:加齢や病気

人間と同じように、犬もシニア期になると基礎代謝量が落ちてしまいます。

つまり、生命活動を維持するために必要なカロリーが減りますので、若い頃と同じ食事量を摂っていると、カロリーオーバーで肥満になりやすくなります。

また、犬でよく見られるホルモンの病気の一つに甲状腺機能低下症があります。

甲状腺ホルモンは主に代謝を司るホルモンで、甲状腺機能低下症になるとホルモンの分泌量が低下し、結果としてその犬の代謝量が減ってしまいます。

つまり、同じ食事でも太りやすくなってしまいます。

甲状腺機能低下症は、様々な症状が見られるのですが、中にはほとんど症状が出ないケースもあります。ですので「しっかり減量しているのに痩せない」場合は、甲状腺機能低下症の可能性も考え、一度動物病院に相談されることをお勧めします。

シニア用のドッグフードの選び方はこちら

愛犬の肥満を解消する方法

あやちゃん
肥満の原因は分かったのですが、実際にダイエットにはどんなことをすれば良いですか?

実際に犬にダイエットさせる方法では『太ってしまう理由』を解消することがポイントになります。

まず、カロリー摂取を抑えること、そして太りにくいドッグフードを選んであげること、これらについては『食事管理』を行うことになります。

そして、カロリー消費については『運動管理』、年齢や病気など健康状態を把握するための『健康チェック』も重要になりますが、現実的に飼い主の方に実践していただくのは『食事管理』と『運動管理』になります。

ここからは考え方・食事方法・運動方法の3つのパートにわけて対策方法を紹介します。

愛犬のダイエット方法(考え方)

ダイエットは期間と飼い主さんの意思が重要です。

適切な期間を設定してダイエットを行う

ダイエットを行う際には、期間を決めることも重要です。

動物病院での減量プログラムを実施するときは、だいたい2か月で目標体重および体型にたどり着くように設計することが多いです。

ダイエット自体が犬の体に負担となるため、急激なダイエットを避けること、さらにはあまり長期間のプログラムだと飼い主の方が続かないということを考慮しての期間となります。

もちろん、シニア期では基礎代謝量が落ちたりするため、なかなか痩せにくいこともあるので、その場合は半年間など長めの期間を設定します。

さらには、ダイエット期間中は、健康上に問題がないか、筋肉量や毛艶などをチェックしながら進めることも重要です。

愛犬のためを思ってダイエットを続けよう

ダイエットを成功させるために、最も重要なのが『飼い主の方の意志』です。

実際にダイエットをスタートさせると、思った以上に食べさせる量が少ない、犬のお腹が満たされずにごはんをずっと欲しがっている、などの理由から、「犬がかわいそう」ということで、ダイエットを断念してしまうケースがあります。

また、運動管理にしても、毎日コンスタントなお散歩ができず諦めてしまう場合があります。つまり、犬のダイエットが失敗する理由のほぼ全てが『飼い主の方が諦めてしまうこと』なのです。

肥満は、今や『肥満症』と呼ばれ、病気の元ではなく病気そのものとして考えられています。その厄介な病気を治療するためにも、ぜひ飼い主の方には「愛犬が元気で長く過ごせるように」という強い意志を持って取り組んでいただければと思います。

愛犬のダイエット方法(食事編)

愛犬のダイエット方法(食事編)犬のダイエットの第一歩は『食事管理』です。

食事管理を成功させるには、以下のポイントを確認しながら進めてください。

1. 減量用に特化した専用の食事を与える
2. おやつなど、食事以外に口にしているものを管理する
3. こまめに給餌量を調節する
4. 家族全員の協力を得る

1. 減量用に特化した専用の食事を与える

犬のダイエットのポイントとして、摂取カロリーを抑えることが重要なので、カロリーが少ない食事を与えることが、ダイエットの第一歩になります。

しかし、ドッグフードの中には、そこまでカロリーが抑えられていないにもかかわらず、「太り気味のワンちゃんにぴったり」といった文言で売られているものもありますので注意が必要です。

また、カロリーを抑える一方で、必要な栄養素はしっかりと摂取する必要があります。

例えば、減量をする中で、体脂肪を減らすことができれば良いのですが、通常は多少なりとも筋肉も減ってしまいます。筋肉が減りすぎると様々な健康上の問題が生じますので、ダイエットではできる限り筋肉量を維持させることが大切です。

その方法の一つとして、食事中のタンパク質をしっかり摂取することが挙げられます。

つまり、カロリーは抑えながら、タンパク質は落とさないようにします。通常のドッグフードで食事量を減らしてしまうと、タンパク質の摂取量も減ってしまいます。

ダイエットをするときの食事は、ダイエット専用に設計されたドッグフードを用いることをお勧めします。

2. おやつなど、食事以外に口にしているものを管理する

ダイエットを実践する中で、大きな問題となるのが、『おやつ』です。

減量時の原則として、“ダイエット用の食事とお水以外のものは一切与えない”ことが大切なのですが、普段の生活の中で、おやつを与えている方にとっては、それが大きなストレスとなってしまいます。

もちろん、肥満の危険性についてきちんと理解していただけている方は問題ないのですが、おやつを与えることが飼い主の方にとっての喜びである場合、それを制限することが飼い主の方に大きなストレスとなり、ダイエットを諦めてしまうことにも繋がります。

もし、どうしてもおやつが欠かせないという場合には、動物病院で、ダイエット計画を設計してもらうと良いでしょう。

動物病院では、体重や体型をもとに目標体重と給餌量を設計することができますので、その際に必要最低限のおやつを含めた設計をしてもらうと良いでしょう。

3. こまめに給餌量を調節する

犬のダイエットでは、給餌量を設定しても、思ったように体重が減らない、あるいは逆に体重が減りすぎてしまうケースがあります。

あくまで給餌量の設計は理論値ですので、実際には体重や体型の推移をもとに、こまめに調節することが重要です。

また、ほとんどのダイエットでは、目標体重に向かう途中で、体重の減り方が止まる場合があります。

その際にも食事量の調節が必要になります。

ダイエット期間中は、週に1回程度、体重と体型をチェックし、それに基づいて給餌量をこまめに調節するようにしましょう。

4. 家族全員の協力を得る

実際に犬のダイエットを行うにあたり、結構問題になるのが、ご家族の協力が得られない場合です。

例えばお母さんがいくらがんばってダイエットフードをきちんと量を守って与えていても、お父さんがこっそり「かわいそうだな」と言って、おやつを与えてしまい、なかなか痩せないと言ったケースがあります。

さらには、隠れておやつを与えていることに気づかず、規定の食事量を守っているのに痩せなくて、どんどんフード量を減らしてしまうと、栄養バランスを崩してしまう危険性もあります。

より安全にダイエットするためにも、ご家族のご協力は必須になりますので、犬のダイエットを始めるときには、ご家族全員でルールを守るようにしてください。

愛犬のダイエット方法(運動編)

犬のダイエットでも、運動管理は非常に大切です。

しかし、家の中での運動には限界があり、基本的には散歩やアジリティと言った屋外での運動が必要で、できる限り毎日コツコツと継続することがダイエット成功のポイントになります。

ダイエットのための運動のポイント
・散歩やアジリティと言った屋外での運動が必要
・できる限り毎日コツコツと継続

運動管理でまず気をつけたいのが、飼い主の方が、犬の運動に付き合えるようご自身の健康状態を調えることになります。

持病がある場合は過度な運動は控えよう

ただし、心臓や呼吸器などに持病がある場合、関節炎を患っている場合、さらには短頭種のように過度の運動で呼吸困難を起こしやすい犬種では、場合によっては運動させることが非常に危険な場合もありますので注意してください。

現実的には食事管理がメインとなる

このように、犬のダイエットにおいて運動管理は、注意するポイントが多く、現実的には食事管理だけでダイエットを実践することも多くあります。

運動や食事制限でも痩せない犬の肥満対策

ほとんどの場合、正しく食事管理、運動管理ができていれば、減量できないということはまずありません。

もし、どうしても痩せない場合は、健康状態、食事管理、運動管理の何処かに問題がありますので、自己判断するのではなく、動物病院に相談することをお勧めします。

また、痩せてはいるけど、食事制限がきつい、家族間でダイエット方法の考え方に違いがあり、コミュニケーションに問題が生じるなど、安全かつ安心してダイエットができていない場合も、結果として挫折してしまうことも多くあります。

そう言った場合は、あらためてご家族全員で、「なぜそのダイエット方法が重要なのか」を理解することで、協力が得られることもあります。

そういった場合でも専門家の意見を求めるという意味で、動物病院に相談するのも良い方法だと思います。

減量におすすめのドッグフードの選び方

あやちゃん
ダイエット用のドッグフードはどんな商品を選ぶべきですか?

実際に減量用のドッグフードを選ぶ際の3つのポイントを紹介します。

1. 動物病院の療法食を使う
2. 必要な栄養成分はしっかり摂取できるものを選ぶ
3. 血糖値が上がりにくい(低GI)フードを選ぶ

1.減量用の療法食を使う

動物病院で扱われる療法食の中には、減量専用のドッグフードがあり、犬が健康にダイエットできるように設計されています。

また、動物病院で療法食を処方される場合には、目標体重やダイエット期間などを設定し、途中でこまめにチェックするプログラムを組むことができますので、健康状態のチェックや給餌量の調節など、ダイエットに必要な対応も合わせて実施することが可能です。

定期的な通院が手間になるかもしれませんが、もっとも確実に安全にダイエットできる方法です。

2. 必要な栄養成分がしっかり摂取できるものを選ぶ

減量用のフードの中でも、タンパク質やビタミン、ミネラルなど必要な栄養成分はしっかり摂取できるものを選びましょう。

犬に必要な栄養成分についてはこちらを参照ください。

市販のドッグフードを用いる場合は、ただカロリーが抑えられているフードを選ぶのではなく、良質な原材料を使用しているか、タンパク質やビタミン、ミネラル類が強化されているかどうかもチェックしましょう。

中にはカロリーを抑えてはいるものの、炭水化物が多く、なかなか痩せにくいドッグフードもありますので注意が必要です。

3. 血糖値が上がりにくい(低GI)フードを選ぶ

同じカロリーでも、血糖値が上がりやすい食べ物は、脂肪がたまりやすく、太りやすいと言われています。

特に犬は人間と比べて、肉食に近い動物ですので、個人的な経験ではありますが、より炭水化物に対して太りやすい印象があります。

ですので、炭水化物量が少ない(=高タンパク)なドッグフードや、良質な繊維質が豊富なドッグフードを選ぶようにしましょう。

高たんぱくな穀物不使用のおすすめドッグフードはこちら

減量用のドッグフードの選びで注意すること

減量を行う際のドッグフード選びで気を付けたいこと紹介します。

栄養不足になっていないかチェックしよう

ダイエット中はどうしても栄養が制限されがちになります。中には体重はしっかりと減るものの、毛艶も落ちてしまうようなケースもあります。

これは減量というよりは栄養不良ですので、ダイエット中は、しっかりと体調チェックすることが重要です。

また、便の状態を確認することも大切です。一般的にはダイエットフードのほとんどは繊維質が豊富ですので、通常のドッグフードよりも便の量が増える傾向にあります。

ただ、体質に合わないフードでも、便の量が増えることがありますので、一回の排便量が倍以上に増えている、あるいは一日の排便回数が3回以上の場合は、一度動物病院に相談するようにしましょう。

持病がある場合のドッグフード選びは動物病院に相談しよう

健康な犬のほとんどは、これまでお伝えしたようなダイエット方法で、安全に減量することができます。しかし、持病がある場合は、それが悪化してしまうこともありますので注意が必要です。

例えば、尿石症を持っている犬の場合、ダイエットフードに切り替えることで、尿石症が再発してしまうことがあります。

そのため、定期的な尿検査を行いながら管理することが必要になります。

また、アレルギーを持っている犬では、体質に合わない原材料を使ったダイエットフードに切り替えることで、アレルギー症状が悪化してしまうことがよくあります。

その際は、その犬のアレルギーに配慮した設計のドッグフードの中で、減量に適したものを選ぶ必要がありますので、必ず動物病院に相談しながらダイエットを行うようにしましょう。

犬のダイエットは食事・運動・体調の管理が大事

犬のダイエットを成功させるコツは、食事管理、運動管理、体調管理の3つがポイントになります。

ただし、それぞれの管理方法は、一頭一頭で、さらには飼い主の方の生活環境によってそれぞれ異なります。

よりあなたとあなたの愛犬にあったダイエット方法を実践するため、上記3つのポイントをチェックして見ましょう。

また、ダイエット実践中は、健康的に減量するため、しっかりと体調のチェックを欠かさないようにしてください。

肥満は将来的に健康上の大きな問題になるため、愛犬が長く元気に暮らせるように、ぜひ安全なダイエットに取り組んであげてください。

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Myドッグフード管理人のmopです。 Myドッグフードは獣医師さん、ペットフードアドバイザー、愛犬家と作る「愛犬のご飯」をテーマにした情報サイトです。 愛犬家でもある管理人が展示会やペットショップで仕入れた最新情報やドッグフード毎の悪評や口コミを紹介します。他にも色んな犬種の飼い主さんにインタビューさせて頂いたりもしています。

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