ビルジャック(BilJack) ドッグフードを調査!評判口コミ
※本ページはプロモーションが含まれています。
アメリカ生まれの老舗ドッグフードであるビルジャック。ホームセンターやスーパーなどではあまり見かけることはありませんが、一部のペットショップで取り扱いがある知る人ぞ知るドッグフードです。そんなビルジャックににはどのような特徴があるのか獣医師さんと一緒にチェックをしました。初めてビルジャックを知る方の参考になればと思います。
ビルジャックとは?
ビルジャック ドッグフードとは、愛犬が本当に必要とする栄養素を、年齢や生活環境に応じてバランスよく配合したドッグフードです。そんなビルジャック ドッグフードには、以下に挙げる3つの特徴があります。
1.独自のアミノヘルス製法
独自のアミノヘルス製法で低温調理することにより、熱に弱いとされるアミノ酸などの栄養価や肉本来が持つ旨味を損なわないことを目的に製造されています。
2.年齢に合わせたたんぱく質を提供
年齢に応じて変わるたんぱく質・脂肪・塩分等に配慮し、それぞれの年齢の必要性に適したフードを用意されています。
3.新鮮な原材料を使用
主原料の鶏をはじめ、その他の原材料もこだわった新鮮な食材を使用した製品です。
ビルジャックのラインナップ
ビルジャックは、幼犬用、成犬用、小型犬用、大型犬用、肥満、高齢犬用の8種類を販売しています。
パピー
子犬の発育と健やかな成長をサポートするパピーは、子犬用の栄養価の高い製品です。
セレクトアダルト
成犬に必要とされる栄養素をバランスよく配合した製品です。
スモールブリードパピー
小型犬は、成長が早く多くの栄養素を必要するため、小型犬の幼犬向けに栄養バランスを整えられた製品です。
スモールブリードアダルト
室内飼育などで運動不足になりやすい小型犬の成犬のために、たんぱく質や脂肪を抑え、小型犬が抱える問題点に配慮した製品として作られています。
ラージブリードパピー
大型犬の子犬の急激な成長は、骨格形成や関節に負担がかかるため、ラージブリードパピーでは、大型犬の幼犬の健やかな成長をサポートするために、大型犬に必要な栄養バランス整えられた製品です。
ラージブリードアダルト
大型犬の大きな体を支えるため、関節維持のためのグルコサミン・コンドロイチンを配合している他、引き締まった筋肉質な身体を作るため、栄養素もバランスよく配合された製品です。
リデュースファット
肥満傾向にある犬向けに作られたフードで、太りすぎを防止するために栄養素がバランスよく配合された製品です。
シニア
運動量が少なくなるシニア犬は、必要な栄養素も他のライフステージとは大きく異なるため、シニア期に適した栄養素がバランスよく配合した製品です。
mop
ビルジャック スモールブリードセレクトの品質をチェックしました
基本情報
商品名 | ビルジャック スモールブリードセレクト |
---|---|
ブランド名 | ビルジャック |
メーカー名 | Bil-Jac |
ドッグフードの分類 | ドライ |
フードの目的 | 総合栄養食 |
推奨ライフステージ | 成長期 |
参考価格[内容量] | 4,990円[2.8kg] ( 2017/03/05 Amazon参考価格 ) |
1kgあたりの価格 | 1,782円/1kg |
原産国 | アメリカ |
基本チェック
メインの原材料 | 〇 | メインの原料は動物性たんぱく質である新鮮な鶏肉、鶏の副産物(アルギニン源である新鮮な鶏肉の内臓のみ(鶏の肝臓を含む)) を原料としています。続いて、とうもろこしのミール 、鶏の副産物のミール が続いています。 |
---|---|---|
酸化防止剤の使用 | × | BHAという合成の酸化防止剤が含まれています。犬に悪影響を及ぼす可能性のある添加物のため安全とは言えません。 |
着色料の使用 | ◎ | 着色料は使用していません。 |
穀物の使用 | × | とうもろこしのミール、オートミールなどの穀物が原料として使用されています。 |
専門家のチェック
獣医師さん
ビルジャックブランドは、通常のドライフードと異なり、原材料を低温低圧で加工するため、タンパク質(アミノ酸)の変性を少なくしているとのこと。
通常のドライフードはどんなに原材料が高品質でも、熱や圧力をかけるとタンパク質や脂肪が変性してしまい、本来の性質を失ってしまうのですが、本フードはそれをなるべく抑えようとしているようです。また、でん粉類も犬にとって消化しやすくなるレベルまで熱を加えているため、消化の点では、他のフードよりも優れていると言えます。
原材料では「新鮮な鶏肉」が最初にあるため、その点も安心だと思います。ただし、オーガニックやヒューマングレードなどの記載はなく、「新鮮な鶏肉」の定義がはっきりしないところは若干気になります。
オメガ3やオメガ6の脂肪酸をバランスよく含むということで、非常に犬にとっても良いことなのですが、これらは熱や光に弱いため、保存管理に注意が必要です。
原材料の2番目に記載されている鶏の副産物には「アルギニン源である新鮮な鶏肉の内臓のみ(鶏の肝臓を含む)」と記載されていますが、さらにその後にある副産物のミールには、具体的なものがかかれてありませんので、その点も気になります。
さらには、本フードのようなプレミアムフードには珍しいのですが、BHAという合成の酸化防止剤が含まれている点も気になります。BHAは、発がん性という点では、コーヒーなどの食品と変わらないレベルです。
ドッグフードは、犬の栄養摂取という面の他にも、飼い主の方の利便性という面も重要で、その点では酸化防止剤や保存料は重要です。しかし、本来犬にとっては不要なものですので、たとえ安全性の高いものであっても、なるべく摂取を減らす方が良いと考えています。例えば、小分けパックにするなど、他の対応方法であればなお良いのかもしれません。
本フードは概して、ドッグフードの中でも高品質なものに分類されます。あとは実際に犬に食べさせてみて、便の状態や毛艶、食いつきなどをチェックするようにしてあげてください。
ペットフードアドバイザーさん
ビルジャックは老舗メーカーのひとつで、新鮮な鶏肉を主原料としたフードを製造することで愛犬の健康をサポートしてくれます。
主原料には新鮮な鶏肉が来ていますが、とうもろこしミールや鶏の副産物のミール、オートミールなど品質に疑問点が残るものが多く配合されています。
鶏の副産物に関しては括弧書きでアルギニン源である新鮮な鶏肉の内臓のみ(鶏の肝臓を含む)と記載があるだけに、詳細に書かれていないだけの理由があるのではと感じます。
ビルジャックでは一般的な高温高圧での製造方法とは違い、低温低圧で調理することで必須アミノ酸の損傷を防いでいるとされています。
コーンやオートミールは細かく挽いてから特別にブレンドする事で、吸収しやすい形に変化させ愛犬の消化吸収に役立てています。一般的な穀物を主原料とするフードとは違い、穀物の配合に一手間かけて高品質な炭水化物源としてエネルギーの補給に役立ちます。
2.7kgのフードのうち2.3kgが新鮮な鶏肉と記載されており、タンパク質もしっかり摂取できます。老舗メーカーだけあって品質の高いフードのひとつです。
ビルジャックの購入方法
パピーは 1kg・2・7kg・6.8kg
アダルト・リデュースファットは 1kg・2・7kg・6.8kg・13.6kg
スモールブリードパピーとアダルトは 800g・2.7kg
ラージブリードパピーは 6.8kg
ラージブリードアダルトは 6.8kg・13.6kg
シニアは 800g・2.7kg・6.8kg
と種類によってサイズ展開が異なります。
購入は公式サイトやAmazonをはじめとする通販サイトを利用すると便利です。また、一部の動物病院でも購入することが可能です。
まとめ
愛犬の年齢や生活環境に応じて、最適な栄養素をバランスよく配合しているビルジャックは、愛犬の健やかな成長と健康維持をサポートしてくれるドッグフードです。気になる方は、是非お試ししてみてはいかがでしょうか。
どんなドッグフードが良いかお悩みの方へ
たくさんフードがあるけど結局どのフードがいいの?
獣医さんと100種類以上のフードを調査し選んだおすすめドッグフードを紹介します。